Eau de Parfum 2022年
ノート（強いと感じる順に）：スイート、オリエンタル、スパイシー、ウッディ
季節：秋冬
時間帯：特別な夜、お出かけの時などに
学校・職場：不可
香りのもち：長め（８時間以上）
香りの印象
オープニングで一瞬爽やかなシトラスを感じたかと思えばすぐに、乳香が香ります。深く、木っぽく、甘いバニラを彷彿させる。
どこか爽やかなのは、プラムのダークなフルーティノートのコンビネーションからです。
ミドルでは、ラブダナムのはちみつを思わせるような甘くダークなミネラルノートをありありと、あの粗削りの尖った角の感じまで、強く香ります。
ドライダウンしていくと、トンカビーンの甘さが前に出てきます。同時にアンバーの暖かみと、ウードの重厚さとスモーキーさを感じる、少し甘いアース・ウードスモーキーノートへ。
フローラルノートが背景にあるので、常にどこかさっぱりとしています。
個人的評価
さて、メゾンフランシスクルジャンのグランソアールのコピー香水として有名なこちらのラタファ・エターナルウード。
比較した感想ですが、確かに方向性はかなり似ています。エターナルウードの方が重厚さの層が薄く、甘さも控えめ、少し爽やか。あとはラブダナムの鉱物感、ウードのスモーキーノートを特に強く感じました。
ラストノートは9割方同じでした。
グランソアールのノートは好きだけど、少し甘すぎる、または重たすぎるという方にはぜひ試していただきたい香り。
これもグランソアール同様、重い香りですので特別な日向けですね。
ラタファのサンプルの力の入れようがすごい。スプレーはチューブではなく、厚みのあるミントケースのような形で、内容量はまさかの20mlでした。太っ腹だなぁ～！
スプレーすると、めちゃくちゃ綺麗に霧状に出てきます。水みたいにビシャッとは全然ならないんです。本当に素晴らしいの一言でした。
余談：個人的にはグランソアールに一票です。理由はウードとラブダナムの主張が強いのは好みではないのと、グランソアールの、ラストのトンカビーンのとろけるような甘さが重要だと感じたので…。
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