Eau de Parfum 2016年

ノート(強いと感じる順に):スパイシー、アンバー、オリエンタル、スイート、ウッディ、スモーキー

季節:秋冬

時間帯:特別な夜、お出かけの時などに

学校・職場:不可

香りのもち:長め(8時間以上)

香りの印象

オープニングからすでに、乳香が重厚に香ります。深く、木っぽく、甘いバニラを彷彿させる。

いくらか軽くなり、ペッパーのような、キリっとしたスパイスを感じます。

成分表を見てみると、それはラブダナムの鉱物感でした。

同時に、ラベンダーのフレーバーティーのような、炒って乾燥し、甘さを引き出したようなラベンダーをかすかに感じます。

ドライダウンしていくと、トンカビーンの甘さが前に出てきて、アンバーの暖かみのある、ウードの重厚さとスモーキーさを感じる、少し甘いノートへ。

個人的評価

この香りには2面性があると思います。おそらくコンセプト的には、グランソアールということで秋冬の宵に、明かりの煌めく街中にお出かけする気分、空気感や雰囲気を香りにしたのでしょう。

同時に私が感じたのは、成熟した人間が纏うことで、その魅力をさらに高めてくれる香り。若い人よりは、それなりに色々経験してきた、中身の伴う人に似あいそうな奥深さがあります。

持続力・拡散力ともに最高です。朝手首にスプレーした箇所に当たった袖は、数日間ずっと香りますし、シャワーを浴びても簡単には落ちません。

それ故につける時と場所は選んでしまいますが、それでいいのだと思います。これは日常香水ではなく、特別な日の香水。毎日つけるには重たすぎるんです。

私の鼻には、バニラよりもトンカビーンの甘さを強く感じました。そしてそれがとても心地よかった。

この香りを纏って、ジャズバーなんかでしっとり音楽を聴きながらウイスキーを飲みたいなぁ。

余談:個人的にこの香りは奥深く、目をつむると頭の中で別世界へ飛んでいけそうな、特別な香りです。こういった特別な香りとの出会いを大切にしたいと思います。

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Kapibara

ZARAはないけど香水屋はいっぱいある、ドイツの田舎町在住の香水オタク。万人受けより自分受け。気になった香水をレビューしていきます。

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