Eau de Parfum 2023年

調香師:Marie Salamagne, Nathalie Lorson

ノート(強いと感じる順に):フルーティ・ジューシィ・フローラル

季節:夏

時間帯:一日中

学校・職場:可

香りのもち:~5時間

香りの印象

ブロンズとクリアゴールドのグラデーションがまばゆい『スープラ フローラル』は、2023年のエイリアンシリーズの新作です。

オープニングは、トロピカルフルーツを思わせるフルーティーノート。とろける寸前まで完熟した洋ナシのジューシィな香りです。そこにだんだんとサボテンの花のフローラルノートが加わり、明るく暖かい雰囲気を醸し出します。オープニングが長い!

ドライダウンするにつれて、ジャスミンの出番です。南国のフルーツ、パパイヤ・マンゴーを思わせるトロピカルなノートは、ジャスミンと先ほどのトップノートが混ざることでそう感じるのでしょうか。

ドライダウン後は、少し乾いたフローラル感が強くなります。イモーテルの黄色い花の香り。

と、そこにどこか塩辛い、海のようなノートを感じます。なんと、ミネラル苔でした。でも海臭いとかではまったくなく、ミネラルなんです。

 

個人的評価

わかりやすいフルーティフローラルなのだけど、どこか上品で暖かく、ひと癖あるこの香り。甘さ控えめですが、フェミニン香水の分類になりそうです。ユニセックスはちょっと厳しいかな…。

この香りを纏っていそうな人は、ブラジルの海岸でビーチバレーをする人たちを横目にリラックスしながら読書している、落ち着いた雰囲気の人。ふいにビーチバレーに誘われると、本を置いて参加します。

自分の時間を大切にするけど、楽しそうなことに誘われたら迷わず行く人。そんな感じです。

ネットでは、プラダのパラドックスに似ているという声もあります。確かに上品で暖かいという部分は似ているかも。個人的には、わかりやすい夏のフルーティフローラル香水・パコラバンヌの甲冑ボトル、フェイムに似ていると思いました。フェイムとパラドックスの中間がスープレ フローラルかも。

サボテンの実が少しエレガントで、ミネラル苔の塩辛いノートが癖になる…。個人的にはこのスープレ フローラルは全然アリ!でした。

サボテンの花のノートが強いので、好きな人にはオススメです。

 

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Kapibara

ZARAはないけど香水屋はいっぱいある、ドイツの田舎町在住の香水オタク。万人受けより自分受け。気になった香水をレビューしていきます。

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