アドベントカレンダーにミニサイズが入っていたので、1ヵ月ほど纏ってみました。

724、その名前にふさわしい、毎日楽しめる香りでした。

Eau de Parfum 2023年

ノート(強いと感じる順に):フレッシュ・クリーン・ホワイトフローラル・シトラス・ホワイトムスク

季節:通年

時間帯:いつでも

学校・職場:可

香りのもち:普通~長め

香りの印象

《大都市と調和した生活のために、年中無休24時間使える香り》をコンセプトとして開発された今回の香り、724。

シュっとスプレーした直後は、アルデヒドがパッと咲きます。アルコールの香りが飛んだ後に現れるのは、何とも美しい石鹸のノート。清潔感があり、親しみやすい。そこからジャスミンをはじめとする白い可憐な、ほんのり甘い花の香りが表に出てきます。そして全体の調和を取っているのはホワイトムスクです。圧倒的清潔感に少しの色香を足し、美しい香りの調和をさらに高めています。

ベルガモットのフレッシュなシトラスも常に背後に感じられるので、私にとってはユニセックスな香りと言えます。

個人的評価

この香りを初めて嗅いだ時は、正直に言うと少しインパクトが欠けているような気がしました。でも、実際に纏って一日を過ごした後に、コンセプトの意味を理解したのです。

纏っている自分の鼻が疲れない、周りの人も疲れさせない。もちろんそれはこのコンセプト上大前提であり、もちろんクリアしています。ほんの少しのアイロンの金属感と甘い花の香りが残った、洗い立ての洗濯物の香りが好きじゃない人はそうそういないでしょう。

私はこの香りが自分の一部になっているような気がしました。肌との馴染み方が美しい。新しい自分の一部となり、日々の生活を少しだけ豊かに演出してくれるのです。

私のような飽き性でも、この香りは頻繁に纏えます。ただ毎日纏えるかというと、どうでしょう。香りの種類というか方向性が、どうしてもビジネスシーンや公共の場での生活を思い浮かばせますので、私が会社員だったら、仕事をする日に毎日この香りを纏うでしょう。

休日はまた他の香りで、オン・オフを‥。

海外では残念ながら評判が分かれるこの香りは、他者との調和を大切にするアジア人である私たちの精神にこそ通じる、価値のある香りのように思えます。

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Kapibara

ZARAはないけど香水屋はいっぱいある、ドイツの田舎町在住の香水オタク。万人受けより自分受け。気になった香水をレビューしていきます。

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