調香師:Sonia Constant, Givaudan

Eau de Parfum 2018年

ノート(強いと感じる順に):レザー・アニマリック・ウッディ・スパイシー・フローラル

季節:秋冬

時間帯:夜以降

学校・職場:不可

香りのもち:普通(~5時間)

香りの印象

シュっとした瞬間は、苦みのあるレザーの中に、乾いたフローラルを感じます。

それは一瞬で過ぎると、スモーキーなウッディノートがメインに立ちます。

だんだんとドライダウンにつれて、かなり強めのレザーノートが主張してきます。目の前に革があると思ってしまう程、リアルです。

ここでフローラルと少し再会。一瞬甘さを感じたかと思いきや、それもまた過ぎ去り、ベチバーのようなビターなウッディノートを感じるようになります。タバコのような、乾燥したアース・スパイシーノートへ。

ホワイトムスクが、わかるかわからないかくらいの際どいラインで少しまろやかにしてくれています。

ラストは少し甘い、柔らかくなったウッディレザーでフィニッシュです。

個人的評価

ドイツのメンズ人気香水ランキング16位にランクインするこの香りは、ザ・レザー!

完全ユニセックスで、完全夜向け。クラブよりもバー。オンよりオフ。色で言うと、黒。服装で言うと、レザージャケット。

中身の伴った、ある程度成熟している大人に纏っていてほしい、重みのある香り。日常香水ではなく、特別な日に纏いたい香りです。

甘さはほぼ皆無で、ひたすらレザー・スモーキーウッド。上級者向けではあると思います。

香りとは関係ないのですが、サンプルのパッケージについて気づいたことがありました。

トムフォードってラグジュアリー分類なのに、サンプルのパッケージは結構シンプルなんだな~と思いながら眺めていたのですが、チューブボトルのクオリティ(プッシュしやすさ、液体が滑らかに、奇麗な霧状になって出てくる感じ)が他のチューブボトルとは全然違いました。とても素晴らしい。

もしこれが気のせいではなく、チューブボトルにそれなりにこだわっているということであれば、私個人的にはかなり好感が持てます。

余談:個人的にトムフォードはあまりピンとこないことが多いのですが、この香りは悪くないと感じました。

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Kapibara

ZARAはないけど香水屋はいっぱいある、ドイツの田舎町在住の香水オタク。万人受けより自分受け。気になった香水をレビューしていきます。

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