ノート(強いと感じる順に):ウッディ・スイート・スパイシー

季節:秋・冬

時間帯:いつでも

学校・職場:可

香りのもち:かなり長め(~7時間)

香りの印象

インテンスはオリジナルより良い説、ここにもありです。

今回のインテンスは、一言でいえば、柔らかいスイートウッディ。

オープニングは、甘いです。オレンジブロッサム・アブソリュの、濃縮された花の甘い芳香がぶわっと咲きます。

そこにゆっくりとブラックペッパーが加わり、どこかミステリアスな雰囲気に。

オレンジブロッサムのフレッシュさも、ペッパーのスパイシーさも同時に感じます。

う~ん、やはりインテンスだけあって、香りの密度が高いです。

ドライダウンしていくうちに、バーボンバニラの甘さが奥からじわっと出てきます。

同時にアンバーっぽいような、塩のような、ミネラル感が暖かい。

ラストは柔らかい、フローラルアンバーウッディノートです。

個人的評価

インテンスなので香りは濃厚ですが、主張しまくる香りではないので、その点はご安心ください。

というのも、『私香水つけてます』系の香りではなく、オイルとかからじわっと広がるような柔らかい雰囲気を持っているんです。

そして、オリジナルより絶対こっちのほうが素敵!断言できます。(ドイツの香水掲示板でも、オリジナルが7.0だったのに対し、レパルファンは7.8というなかなかの高得点をたたき出しているのが証拠)

実は以前マイセルフのオリジナルのサンプルを入手したのですが、あまりにも香りが退屈すぎてレビュー記事書かずに誰かにあげちゃったんです。特徴がなさすぎて、これがあのYSLから出た香水?!と疑ってしまう程でした。このインテンスを後からリリースするつもりで、あえてシンプルにしていたのでしょうか…。

これは日常香水、オンでもオフでも、いつでも纏えます。

年齢は20代以降、ユニセックス寄りのファッションが好みの方に似合いそう。広告の彼なんか、ヒゲが最小限で、黒いシースルーのシャツを着ていて、ちょっと気だるそうな…こんなイメージが合います。

ユニセックスとして売り出している香りではないのですが、好きであれば、女性でも纏って全く問題ないと思います。私も纏ってみましたが、全然違和感ありませんでした。この辺りから、マイセルフのコンセプトである『自分という表現』を理解できそうな気がしました。

そしてこの香り、少しセクシーだとも思います。

オレンジブロッサムが甘くて美しく、柔らかい印象なので、女性ウケもかなり良いはずです。

でも逆に、こんな香水を纏っている男性がいたら、センスが良すぎて近寄りがたいかも…笑

余談:最近出会ったメンズ香水の中では、トップ3に入る素敵な香りでした。日本では今月発売になったんですよね。みなさんの感想も聞きたいです。

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Kapibara

ZARAはないけど香水屋はいっぱいある、ドイツの田舎町在住の香水オタク。万人受けより自分受け。気になった香水をレビューしていきます。

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