Eau de Parfum intense 2022年

調香師:Quentin Bisch, Nathalie Gracia-Cetto, Christophe Raynaud

ノート(強いと感じる順に):スウィート・グルマン・クリーミイ・ウッディ

季節:秋・冬

時間帯:夜

学校・職場:不可

香りのもち:長め(~6時間)

香りの印象

オリジナルのスキャンダル プールオムの液体がブルーグレー色なのに対し、インテンスであるル・パルファンは墨汁のように真っ黒。

液体が黒いわけじゃないよね…と気になり店頭に確かめに行ったところ、ボトルの液体が入っているところの内側が真っ黒に塗られている感じでした。だから残量とかが全く見えない!

さてさて香りはというと、変化が楽しいです。甘いけど、どこかスッキリとしている。けどラストはダーク。とはいえ、かなりオリジナルに忠実だと思います。

オープニングからもうすでにトンカビーン!甘さから始まります。

すると、突然甘さが薄くなり、ゼラニウムのハーブ感が一旦その場をスッキリとさせます。

爽やかさを出したところでハーブが消え去り、キャラメルのような美味しい甘さを感じるように。

キャラメルのグルマン感が抜けていくと、もういちどゼラニウムの今度はフローラルの部分が香ります。変化のどの部分も、とても美しいです。

ドライダウンにつれて、トンカビーンの甘さが増しつつ、背後にサンダルウッド。フィニッシュは、オリジナルと変わらない、スイートウッディノートです。

個人的評価

悪くない。香りが変化する部分は、いろんな表情を見せてくれてとても楽しいです。

オリジナルに感じた若干の安っぽさはなくなり、重厚になりました。

サンダルウッドとゼラニウムが、爽やかさを演出し(とはいえ”ジャンポールゴルチェの爽やかさ”ですが…)香りに層を生み出しています。

シーンは完全に夜。コンセプトは『リングの王様』ということで、チャンピオンだけに許される王冠とチャンピオンベルトにふさわしい、重厚感を携える香りです。

でも個人的に纏うには、まだちょっと甘ったるいというのが正直な感想でした。

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Kapibara

ZARAはないけど香水屋はいっぱいある、ドイツの田舎町在住の香水オタク。万人受けより自分受け。気になった香水をレビューしていきます。

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2件のコメント

  1. こんばんは!
    バカンスからお帰りなさい!バカンス。。優雅な響き、昭和生まれの私は真っ先にザ・ピーナッツの恋のバカンスを思い出してしまいました 笑

    このスキャンダルはバカンス先で購入されたんでしょうかね。なかなか日本ではスキャンダルを手に入れることが難しいので女性用の物も嗅いだことがないんです。kapibaraさんのブログでどんな香りなんだろ嗅いでみたいなぁと想像をかきたてられます。
    男性用の香水は女性用より濃いし持続力あるのがいいですよね。

    1. ただいま帰りました~!常夏の島、カナリア諸島の海と優しい風に癒されてきました。
      小さな島なのに、そこそこ立派な香水屋さんがいくつもあって驚きでしたよ。服屋さんはそんなにないのに…笑
      スキャンダル、やはり香りの方向性のせいか日本ではあまり見かけないですよね。こっちではどこの香水屋さんにもあるテッパンで入手しやすく、実は今うちにジャンポールゴルチェの香水サンプルが渋滞しています…!需要が未知数だったので記事にするか迷っていたのですが、解放してあげたいので、これからジャンポールゴルチェ祭りと称して1~2週間ほどアップしていきたいと思いますv(^-^)v

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