Eau de Parfum spray Intense 2026年

調香師:Christophe Raynaud, Louise Turner, Quentin Bisch, Givaudan

ノート(強いと感じる順に):スイート、フローラル、フルーティ

季節:冬に合うかも

時間帯:いつでも

学校・職場:不可

香りのもち:強い~8時間以上

 

香りの印象

オープニングは、エキセントリックなチェリー。アメリカのお菓子にあるような、人工的なチェリー。

人によっては「マジパン」という人もいれば、「杏仁豆腐」と表現する人もいるかもしれません。

そこから、驚くほど本物に近いベネズエラの蘭が花開きます。生花を目の前にしているかのような生々しさ。

甘く濃厚な、ダークなフルーティフローラルです。

オレンジブロッサムが香りに明るさを与え、バランスを取っています。

レッドアンバーが香りにさらに温かみを足して、パチョリの苦みがアクセントになり、フィニッシュです。

最後肌に残るのは、甘い甘いフルーティノート。

個人的評価

オリジナルに忠実な、洗練されたフランカー

この香りは、オリジナルにかなり忠実なフランカーです。

フェミニンなダークフルーティフローラルという香りの方向性はそのままですが、こちらのほうがより洗練された印象。

そして何より、オープニングのチェリー感がまさに爆弾級です。

弾けるように広がっていくトップは、とにかくインパクトたっぷり。

実際に使われているのはワイルドベリーなのですが、おそらく蘭とのコンビネーションによってそこにダークなニュアンスが加わり、私の鼻には「チェリー」として認識されたのだと思います。

この香りの方向性は、かなり好きです。濃厚なダークフルーティフローラルが好きな方には、きっと刺さるはず。

そして、こういうタイプの香りって意外と他にあまりないんですよね。

オリジナルに感じた若い印象は、このインテンサにはあまり感じません。

ただし、真夏にはかなり甘い

ただ……今、8月のお盆の時期に纏ってみると、とにかく甘い。

夏の高い湿度の中で香らせると、その甘さがむわっと広がります。甘さだけが異常に際立ち、ちょっと心地よさを欠いてしまうかもしれません。

オリジナルを冬に纏った時はそこまで甘さは気にならなかったのですが、先日、6月頃にもう一度オリジナルを纏ってみたところ、湿度が上がった環境では、「こんなに甘かったっけ?」と驚いてしまいました。

香水って、本当に季節によって印象が変わりますね。

特にこのタイプの濃厚なフルーティフローラルは、気温と湿度の影響をかなり受けるように感じます。

だからこそ、この香りは乾燥した季節に纏うと、美しさが際立つタイプなのかもしれません。

「インテンサ」という名前も素敵

そして個人的に好きなのが、「インテンサ」という名前。

スペイン語の「強烈な」「激しい」という意味の表現ですが、この香りの持つ濃厚さやインパクトを考えると、とてもよく似合っています。

余談:インテンサ、冬になったらまた試してみたいと思います。

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Kapibara

ZARAはないけど香水屋はいっぱいある、ドイツの田舎町在住の香水オタク。万人受けより自分受け。気になった香水をレビューしていきます。

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