Eau de Parfum spray 2025年

調香師:Ane Ayo, Florian Gallo

ノート(強いと感じる順に):インク・フローラル

季節:春夏

時間帯:いつでも

学校・職場:可

香りのもち:普通(~5,6時間)

香りの印象

オープニングは、フレッシュな一面を持ちながら、どこかダークな、炭のような、または墨汁のような香りも強く感じます。

だんだん甘さが出てくるのは、アヤメとジャスミンのフルーティなフローラルからでした。

ジャスミンは他の主張の強いそれではなく、あくまでメインはアヤメ。その脇役としてそっと寄り添う形でそこにいます。

ドライダウンすると、とっても乾いて全く甘さのないウッディに、フルーティなバニラが加わります。

個人的評価

面白い…。とてもポジティブな意味です。

トップに感じた墨汁は、ほぼ当たりでした。インクだったんです。

それにアヤメの可憐なフローラルを組み合わせた香りは、とても新鮮に感じました。

甘さのほぼないインクフローラルがずっと続きます。

オンよりオフに似合いそう。リラックスだけど、家でゆっくり寛いでいる時というよりは、インスピレーションを集める美術館に行ったり、陶芸をしたりする感じの休日に似合いそうです。

余談:アイリスとアヤメって似ているけど、私は「アヤメの香りの方がさっぱりとしていて好きかも」と思うきっかけとなった香りでした。

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Kapibara

ZARAはないけど香水屋はいっぱいある、ドイツの田舎町在住の香水オタク。万人受けより自分受け。気になった香水をレビューしていきます。

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2件のコメント

  1. こんばんは!
    これは「和」ですね!アヤメの香りってどんなんなんだろ。やっぱりオリスっぽい少しパウダリーな感じなんでしょうかね。
    インクの匂いと花を併せるって凄い力技で全く想像できないけどものすごく興味が湧きました(・∀・)

    今日の名古屋は少し気温が下がって湿度も低くてハワイ気分で過ごせたけど、このまま日本って、地球ってどうなっちゃうんでしょうね。
    香水の香料の花々も採れなくなっちゃうんでしょうかね。やっぱり合成の花と自然の花は違いますもんね。

    1. きゃさりんさんこんにちは!
      そうなんです、「和」の香り。アヤメはおっしゃるとおり、ほんの少しパウダリーであまり甘くないフローラルのように感じました。
      インクの香りは墨汁に本当に似ていて、形と名前が少し違うだけで本質は同じなんだなぁと思ったのでした。
      ハワイ気分、いいですね♪ ドイツは逆に今年冷夏で、夜は15℃くらいになっちゃって冬物の布団で寝てます…。

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