
ドイツ在住の筆者(kapibara)が、日本へ一時帰国した際に感じたことがある。
日本は無臭だ。
ゴミの臭いもしなければ、人の体臭もほとんど感じない。
都市部ではさすがに排気ガスの匂いがあるが、これだけ多くの人が行き交う場所で、ここまで香りがしないというのは興味深い。
これはつまり、誰もが身だしなみに気を配り、清潔感を大切にしているということだろう。
日本の大都市では、互いに気持ちよく共存するための暗黙のルールが根付いており、人々は無意識のうちにそれを守り、同じように相手にもそれを期待している。
それは、日本の素晴らしいところであり、同時に少し残念なところでもある。
香水を感じない街
そして、もう一つ驚いたのが、すれ違った人から香水の香りをほとんど感じなかったことだ。
近年、日本の香水市場は急成長している。
10年前に比べれば、香水を使う人は確実に増えているはずだ。
それなのに、街中で香りがしないのはなぜだろう?
一体どこで、どのように香水を使っているのだろうか?
高齢層の香水に対するイメージ
少子高齢化が進む日本では、年配の世代が香水に抱くイメージがあまり良くないように思う。
例えば、私の両親(特に母)は 「香水=水商売」 というような固定観念を持っている。
実家暮らしのころ、私が自分の部屋でワンプッシュしただけでも母は煙たがり、嫌悪感を示していた。
このような価値観の違いが、香水文化の広がりを妨げている一因ではないだろうか。
「香りを強く纏わないこと」がまるでマナー
最後に、日本では香水が「きつい」と感じたときの反応が、時に過剰ではないかと思うことがある。
まるで、とんでもないルール違反を犯したかのような厳しい態度。
まるで、強い香水をつけること自体が “完全なる悪” であるかのような扱いを受けることもある。
しかし、香水は本来 「自分が楽しむため」 に纏うものだ。
それが「香害」となってしまっては、香りをまとっている本人も、心から楽しむことはできない。
もう少し寛容になってもいいのでは?
実際私自身も、日本では強めの香水をつける気になれなかった。
周りの目や反応を気にしてしまい、自分の好きな香りを自由に楽しめなかったのだ。
もちろん、香水のつけすぎは配慮が必要だ。
でも、もう少し自由に、もう少し個人の選択に寛容になってもいいんじゃないか?
日本に滞在しながら、そう感じずにはいられなかった。
一方自分としては、日本の香水文化はこれから育っていくものだと思っている。
より多くの人が、香水を身近に感じれるようになったのはついここ最近のこと。
これから香水市場もより広がるにつれ、悪い先入観のない若い人たちが育っていくだろう。
日本ならではの、香水の楽しみ方も出てくるだろう。
それはそれで、楽しみである。
こんばんは!
日本人の無臭好きは行き過ぎてますよね。まず飛行機や空港も他の国のような臭いがしないし。無臭であることが最大限の賛辞でもありますよね。
大昔からある香道が茶道や華道よりメジャーじゃないのも日本人の無臭マンセーのなせる技なのかなとも思います。
日本で売ってる香水もコロンの様なつけてもつけなくても変わらんような物が主流だし。
少し香水つけただけで、満員でもない電車内で「臭い!」と聞えよがしに言われたこともあります。
バブルの時はみんな濃いめの香水をプンプンしてたのに。。日本が貧しくなったのと比例するかのようにみんな香水をつけなくなっちゃいましたね。
でも安物臭い頭の痛くなるような柔軟剤をプンプンさせるよりは無臭の方が遥かに良いけど、笑。
もっと街中でも香りを楽しめるようになりたいです!
きゃさりんさんこんにちは!
読みながらめちゃくちゃ頷きました…。同感です。
相手のことを考える習慣がある日本人だからこそ、無臭とか、あまり香りが拡散しないものを選択してしまう、みたいな。
みんないい香りに興味はあるのに、安物の柔軟剤やボディスプレーみたいなものに手を伸ばしちゃうんですよね。私も日本に住んでいたころそうでした。
話は変わりますが、アラビアン香水、たくさん入手しました♪順々にアップしていきますね。
こんばんは!
そう!!!先ず相手の事を考えちゃうんですよね。「迷惑かけないかな?臭くないかな?」って。
ワオ!実は私も最近アラブ香水買ってるのでめっさ興味アリアリです!!
どんな香水が登場するんだろ。ワクワクしながら待ってます(^o^)